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セパージュ:ピノ・ノワール
多田ワイナリーにて購入。
抜栓日:2020年10月10日
栓:DIAM1
液漏れ:なし
グラス:シェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました。
色:オレンジ色。ほんのりサーモンピンク。濁りなし。輝きあり。
ディスク:中程度の厚み
脚:さほど粘性は感じません
アルコール度数:11.5%
香り:甘酸っぱい梅の香り。ややウッディーというかステム的なニュアンス。和三盆糖のお菓子。スワリングするとニッキのようなニュアンスと杏のような香り。さほど香りが前面に出てくるワインではありませんが、とてもチャーミングな要素が感じられます。硬質なミネラルの要素もあり、温度が上がるとスモーキーな要素も感じられます。揮発酸は感じられません。
味わい:酸はきりりとしていてシャープ。甘酸っぱい小梅、未熟なラズベリーの味わいがすこし厚みを持って口の中に広がります。ミネラル感がかなり強めに感じられます。酸がアフタまで引っ張られて、全体的に緊張感を造っています。今回、いくらの醤油漬けと合わせてみたのですが、生臭くなるかと思いきや、とってもいいマリアージュを見せてくれたのが驚きでした。