RIOJA Azpilicueta Reserva BODEGAS AGE 1992

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セパージュ:テンプラニーリョ、グラシアーノ、マスエロ

抜栓日:2021年1月10日
インポーター:サントリー
栓:天然コルク
液漏れ:なし。染みもなし
グラス:シェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました

色:ちょっとだけ薄めのガーネット。グラスの向こうの指がかろうじて見える程度。濁りなし、輝きあり
エッジ:淵の部分はやや色合いがうすくガーネットがより強い
脚:そんなに粘性は強くありません
アルコール度数:12.5%。この時代のスペイン、こんなもんだったのかな?

香り:いわゆる熟成香が支配的。腐葉土、醤油、なめし革、シナモン、アールグレイの葉。果実香は弱めですが、黒系の果実を連想させます。スワリングするとタバコの感じが出てきます。枯れた感じはなく、とても良く熟成したワインの香りだと思います。29年熟成。グラスに注いでずっとおいておくと、ほのかな杉の木の香りがしてきます

タンニン:ほぼほぼ溶け込んでいて、収斂性はなし

味わい:程よい酸があって、その後に、樽の木の要素が後半にかけて鼻の奥に流れていきます。飲み口自体はサラリとしていて軽快な感じ。アフタに焦げたニュアンスがでてきます。パワフルさはありませんが、酸化のニュアンスや枯れはなくて、程よく熟成したワインを楽しむことができました。