Chants Vibratoires Karine et Cyril Alonso 2019

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セパージュ:シャルドネ・ミュスカテ
Anyway-Grapesより購入。4,500円

抜栓日:2022年1月13日
DIAM。グラスはシェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました。Alc 13%
色はアンバーと表現すべきなのか、オレンジと表現すべきなのか、琥珀色というべきか。ずっと立てて保管してあったので最初濁りはありません。
抜栓直後より自然派っぽいニュアンス。でも強烈な感じではありません。還元臭、渋味を連想させるような香り。りんごのコンポート、紅茶キノコ、べっ甲。ノンアロマティック。最近のオレンジワインに共通するニュアンス。
飲み口も酸は比較的穏やかで、マイルドで、渋味を伴う出汁系ニュアンスや、程よい厚みのある滋養強壮効果がありそうな味わい。ドライな味わいで、けっこうな余韻を感じます。
ほんの少しの酸化的ニュアンスがアクセント。ジュラ?とか、ピノ・グリのオレンジ?とか、リッポラ・ジャラ?とかいろんな想像ができますが、ま~品種なんて全く分かりません。むしろシャルドネでこういった味わいが出るんですね、勉強になります。

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※南東向きのルシャパニョン区画にあるピンクの花崗岩土壌で収穫されたシャルドネ・ミュスカテを手摘みで収穫。
円柱型のファイバータンクにて15日間のマセレーション。マセレーションの間はα派を感じられる振動性のあるクラシック等を毎日聞かせていたそう。