Romorantin Frileuse Clos du Tue Boeuf 2015

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セパージュ:ロモランタン
酒のあおいから抱合せにて購入。4,400円(税込)


抜栓日:2019年12月22日
インポーター:ヴァンクゥール
栓:天然コルク
液漏れ:なし。でも、1/5くらいまで染みがありました。
グラス:リーデルのオーバチュアを使用しました

色:ややアンバーに近い色合い。ものすごくほんの少しだけど濁りあり。ん~、やや酸化のニュアンスか?
ディスク:やや厚め
脚:中程度の粘性
アルコール度数:13%

香り:おっと、なんと表現すればいいか、自分としてはややオイリーなニュアンスを感じました。還元なのか? やや枯れた印象。香木、埃っぽいニュアンス(ママちゃんが表現していました。たしかに!)、出汁系の香り、焦げたニュアンス。ノンアロマティックで、香り自体がどんどん舞い上がる感じではありません。ちょっと古ぼけた蜂蜜のニュアンス。たまり醤油。

味わい:揮発酸あり、酸はそのせいもあってやや尖った感じ。やや焦げた印象。ん? 酸化なの? フィノシェリーのような味わいも感じます。ロモランタンってもっとフレッシュな印象だったから、ちょっと想像していたものと味わいが違いました。酸化したりんごのニュアンス。時間が立って温度が上がってくると、これらの要素がどーんと集中してきて、けっこう濃いめな味わいに変化してきます。アフタに、ねっとりとした蜜感もあり、このへんは熟成変化なのかな?4年が熟成と言えるかはおいておいて、もう少し早めに飲んでおくべきワインだったのかもしれません。
以前、フィリップ・テシエのロモランタン飲んだときに、翌日オイリーなニュアンスがあったと書いてあるので(こちら)品種からくるニュアンスなのかもしれません。
今日は、ブリカマの焼きと北寄のソテーだったので合わせてみました。とくに相性は悪くありません。びっくりしたのはお味噌汁とのマリアージュがほぼ完璧だったことです