Chateau Palmer 1999

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニョン48%、メルロ46%、プティ・ヴェルド6%
ファインワインクラブより23500円で購入。

抜栓日:2024年1月1日
天然コルク。うまく抜栓できなかったけど、なんとかリカバーしました^^;
液漏れなし。グラスはリーデルボルドータイプを使用しました。Alc 12.5%

濃いめのパープルルビー。色合いがまだまだ若い! そこからびっくり!!
吸い込まれるような透明感もあり、粘性もアルコール度数のわりにはしっかりと感じられます。
抜栓直後、グラスに注いだときの第一印象が「黒」。ブラックカラント、ブラックベリーの香り、杉の木のニュアンスもあれば、ミントの香りもあり、ブルーベリーやプラムのような紫果実の要素、すみれの香りも感じられ、もう複雑さが半端ないです。これぞ重厚さとエレガントさを兼ね備えた、ボルドー右岸という感じの香り。丸みもあり、凛とした縦方向の要素もあり、ほんのりとマッシュルーム香のような熟成感もあり、樽香は溶け込んでいて、まったくもってエロい香り。やや時間が立ってくると高級醤油のようなニュアンスや、鉛筆の芯の要素、インキーな感じなどが絡み合ってきて、それらが渾然一体となって鼻を抜けていきます。
エレガントな酸、力強く、かつシルキーなタンニン、そして何と言っても液質が重厚さでパワフル! 黒果実味をベースに、透明感、爽快感があって縦に伸びるニュアンスに圧倒されます。そして余韻が果てしなく長く感じられます。まだまだ熟成するであろうポテンシャルも感じますし、いまピークに到達した感が半端ない!
神の雫」で第二の使徒に選ばれたことを抜いても、最高級のボルドー右岸ワインであることは間違いないです!
邪道ながら、にんにくの効いた肉餃子と合わせてみましたが、これがまたとてもいいマリアージュで、我ながらびっくりです!
新年早々、とてもいい勉強をさせてもらいました。
これだからワインはやめられない!!

これも今買ったらいくらするんだろう?