Chateau Haut Brion 1970

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セパージュ:
 
抜栓日:2014年1月3日
グラスはリーデルボルドータイプを使用。コルクはワイン名、Vintageが刻印されています。54mm。結構染みていましたが崩れることなく抜栓できました。恐らく液漏れないと思われます。抜栓中より、ほのかなベリーの香りがありました。
澱対策としてデカンタージュしましたが、うまい具合にボトルにへばりついていてくれて、ほとんど全部回収出来ました。
香りは、腐葉土、なめし革の熟成香があり、ほんのりとしたドライフルーツの甘みを感じます。
時間とともにスモーキーな香りがしてきます。これはいい香りです。
味わいは、凛とした酸が感じられます。そこにまだベリーの果実甘味が残っています。これはすごい!タンニンは溶け込んでいますが、味わいのベースをしっかりと創っています。アフタにリコリスの甘みがあり、なんというか、熟した果実を食べているワインという感じです。
時間とともに飲みやすさが倍増してきます。エチケットを見ながら飲んでいるせいもありますが、やっぱりボルドー5大シャトーの一つだけあります。
薄い牛肉を塩、胡椒と、エシャロット・ガーリックで炒めたものと合わせてみましたが、これもまたとってもよいマリアージュでした。ワイン単独でも食べ物と一緒でもどちらでもいけちゃうワインです。