Clos du Marouis 1999

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、プチ・ヴェルド、カベルネ・フラン
エノテカのプリムールでの発売で購入したもの。

抜栓日:2019年12月25日
コルク:天然コルク。ワイン名、ヴィンテージが刻印されています。
液漏れ:なし
グラス:リーデルボルドータイプを使用しました

色:ルビーガーネット。結構な濃さを感じます。濁りなし、輝きあり。
エッジ:エッジの方にはガーネットの要素が強く、熟成を感じさせます
脚:比較的高めの粘性
アルコール度数:13%


香り:腐葉土やきのこの熟成香が最初感じられます。ちょっと焦げたニュアンス。黒オリーブやブラックベリーのような黒果実系の香り。木を切ったあとの香り。杉の木までははっきりとはしませんが、樹木のニュアンス。程よく熟成したボルドーだな~って感じの香りです。20年の歳月を感じさせます。でも20年経って、いまだしっかりとしているのはさすがとしか言いようがありません。

タンニン:非常にこなれていて、収斂性は殆ど感じません。でもビロードのような上質なタンニンが口の中に広がります。最後の方に若干の苦味を感じます。

味わい:酸はこなれていて、柔らかく感じます。黒果実をすりつぶしたような味わいがほんのりとあって、その後、腐葉土、マッシュルーム系の熟成からくる味わいがしっかりと感じられます。味わいは、程よく熟成したボルドーという感じです。流石にスーパーセカンドのシャトーが造り出すワインだけあって横にも立てにも広がる感じの味わいがとても心地よいです。
油淋鶏と一緒に合わせてみましたが、むしろワインが程よく甘く感じるという、なかなかいいマリアージュが体験できました。