多田農園 Pinot Noir 2013

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セパージュ:ピノ・ノワール100%
多田農園より購入。3,440円。

抜栓日:2015年1月31日
コルク:短いコルク。圧縮かな? 何も刻印されていませんでした。
液漏れ:なし。染みなし。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用。
 
色:かなり薄いルビー。濃い目のロゼと言っても納得してしまうぐらいの色合い。
エッジ:エッジはさすがに薄く見えるくらいの色の濃さ。
脚:中等度の粘調度
 
香り:ラズベリー、チェリーのような優しい感じの香りを最初に感じます。その後、ほんのりとスーボア系の香りでしょうか。大地をイメージさせるような香り。ほんのすこしセルロイドのようなケミカル系の香りを感じました。ものの5分位でイチゴジャムを連想させるジャミーな香りが支配的になります。香りはとてもチャーミング。自分的には好きな部類の香りです。
 
タンニン:渋味は感じません。タンニンからくる苦味もほとんどありません。
 
味わい:酸がとてものびやかで、そこに梅を連想させるような味わいがあります。ベリー系の甘味が優しく残っています。時間とともに味わいも結構ジャミーになってきました。複雑さはありませんが、酸が前面に出ているため、さほど飲み飽きしません。
このワインはどの方向に進んでいくんだろうか?

2日目、酸が前面に出てきます。ベリー系のニュアンスというより、梅系のニュアンス。グラスの残り香を見ると、紅茶のような香りを感じ、これが樽由来の香りなのかな?と思いました。