Kura Blanc Pierre Olivier Bonhomme 2015

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セパージュ:ソーヴィニヨン・ブラン
助次郎酒店より購入。2,182円。
 
抜栓日:2016年5月19日
インポータ:ヴァンクール
コルク:nomacorc(合成コルク)。
液漏れ:ない様子です
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
 
色:やや色付く程度のイエロー。輝きあり
ディスク:中程度の厚み
脚:中程度の粘性を感じさせます。アルコール度数13%
 
香り:最初温度が低かったためか、香りがほとんど立たず、なんとなく柑橘系の香りという程度。しかし、娘さんは開口一番「カニの匂い」と言っていました。その後、温度が徐々に上がってくると、伊予柑、壺漬けの漬物の香り。そして、ビオを思わせるようなニュアンスがどんどん出て来ると同時に、そこにミネラル感を感じさせる要素が現れてきます。娘さんも「漬物」と即答していました。なんでわかるんだろう? ビオを的確に表現していると思いました。
 
味わい:口に含んだ途端、香りの要素とは裏腹に結構な甘味を最初に感じますが、すぐにそこにレモンを連想させる酸が乗っかってきます。このバランスはとても絶妙。マーマレードにレモン汁をかけたような、そんな感じがします。たしかに洋梨のニュアンスもありますか。この酸と甘味の調和に引っ張られて、するすると喉に流れていきます。クイクイ飲んじゃう危ない系のワイン。いわれると、アフタにハーブを感じ、そこにソーヴィニョン・ブランのニュアンスを求めることができますか。旨いです。

でも、鮭のムニエルとは全然合いませんでした(笑)