昨日は、北海道を代表するワイン生産者さんである、中澤ヴィンヤードの中澤一行さん、近藤ヴィンヤードの近藤良介さん、そしてさっぽろ藤野ワイナリーの醸造責任者である浦本忠幸さん、このビックな３名が旭川にお越し下さり、夢のようなワイン会がありました。
中澤さんは栗沢町にブドウ畑を持ち、日本でこんなワインをつくるのか！と日本中を震撼させた方で、近藤さんは岩見沢と三笠にブドウ畑があり、これまたtapkopシリーズを始めとした、日本のカルトワインを造られている生産者さん、浦本さんは、またお若いのですが、さっぽろにある藤野ワイナリーというところで2015年から醸造責任者になられた新進気鋭の生産者さんです。
このお三方は、それぞれ師弟関係にあり、この三人が集まってのワイン会は、おそらく日本で初めてじゃないか、ということでした。
この3人の共通点は、ずばり「自然なワイン」というところにあるのではないでしょうか。皆さん、本当に畑を愛し、ブドウを愛し、そして育てたブドウを使って、ナチュラルなワイン造りをされる方々です。
この三人を囲んで、総勢12名でワイン会は行われました。
場所はいつものプリミエールさんです。
テーブルセッティングもバッチリ！
ワイングラスもものすごい数になっています。
出番を待つワイン達
プロジェクターに映し出されたワイン会の案内
さて、まずはお料理から。
前菜
パテドカンパーニュと生ハム
軟骨揚げのイチジクジャム添え
この軟骨揚げが食感も含めてとてもおもしろい味わいで、スパークリングとの相性がよかったです。
銀鮭のムニエル
カリフラワーピュレソース
ホタテとアスパラガスのリゾット オレンジ風味
じつはこれ、とある本にクリサワブランというワインとの相性がいいということで掲載されていたのですが、今回無理言って作っていただきました。
たしかに、オレンジ風味とホタテの甘味、アスパラガスの風味がワインと良いマリアージュでした。旨し！思わす先に食べてしまってからの写真ですみません。
青森産王林のりんごコンポート
シードルに合わせて出していただきました。
アニョーと彩美牛のロースト
デザート：レアチーズケーキ
お腹いっぱい。プリミエールさん、何時もありがとうございます。
ワイン会は、お三方のご講演もいただきました。
皆さんお話が上手で時間があっという間に過ぎていきます。
むかって左から近藤良介さん、中澤一行さん、浦本忠幸さん。貴重なワンショットだとおもいます。
さっぽろ藤野ワイナリー 浦本忠幸さん
ワイナリーの説明やご自身のヴィジョンなど、とても興味深いお話でした。
KONDO Vineyard 近藤良介さん
いままでの苦難の日々のお話から、将来展望に渡るお話には耳が離せませんでした。
昨年の2回の海外研修のお話も体験興味深く拝聴しました。
NAKAZAWA Vineyard 中澤一行さん
畑のお話を中心に、畑に住んでいる生き物の話まで、いぶし銀の語り口。ブドウの木に突如現る蛇の話はヤバかったです（笑）
皆さんも真剣にお話を聞かれています。
まあ後半はどんどんアルコールも回ってワイワイガヤガヤの宴会でした（笑）
最後にはそれぞれのワインボトルにサインまで書いていただきました。
こうして5時間以上に及ぶワイン会は無事終了しました。
中澤さん、近藤さん、浦本さん、お忙しい中旭川までお越しいただき本当にありがとうございました。
ながく息の続くワイン会になればいいなと思います。
お集まりの皆さんも遅くまでお疲れ様でした。
旭川のワイン界、どんどん盛り上がっていけばいいなぁ〜。
飲んだワインはこちらです！
こちらで用意したワインの他に、お三方にそれぞれ1本ずつ差し入れしていただきました。ありがとうございました。
左から
Nakai Mullerワ 2015
Nakai Natural Sparkling 2015
tapkop blanc 2014
Vineyard series Bucchus 2015
tapkop konkon 2014
Cidre Bramley 2015
Kurisawa blanc 2013
Kurisawa blanc 2014
Kurisawa blanc 2015
tapkop pinot noir 2014
Vineyard series Pinot Noir 2014
Vineyard series Zweigeltrebe 2014
Vineyard series Zweigeltrebe 2015
tapkop Lemberノ 2014
Kurisawa Traminer 2014
