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セパージュメルロ カベルネ・フラン
抜栓日：2021年5月22日
インポーター：エノテカ
栓：天然コルク。長め
液漏れ：なし
グラス：リーデルのボルドータイプを使用しました
色：程よく色づいたガーネット。グラスの向こう側の文字がかろうじて読める程度
エッジ：縁の方はやや薄め
脚：やや粘性を感じます
アルコール度数：12.5％
香り：抜栓直後より香りが広がっています。カシス、ブラックチェリーの端正な香り。その後、比較的しっかり目の樽香、ほんの少しの青野菜系の香り。スミレの花、薄めの醤油のようなニュアンス。いまだフレッシュ感も感じられる、なかなか上品な香り。
タンニン：収斂性はさほど強くはないですが、質の高いしっかりとしたタンニン
味わい：しっかりとした酸。非常にバランスの取れた黒果実中心の味わい。香りもそうですが、味わいも「あ～、高級なワインを飲んでるな～」と思わず言ってしまうような味わい。端正で、各要素の比率がとてもよいです。そんななかにも程よい熟成感も感じられ、熟成のピークなんじゃないかな？ 21年経過していますが、まだまだしっかりと味わいの続くいいワインだと思います。
