No Sulfite No Cry Lilian et Sophie Bauchet

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セパージュ:ガメイ
ワイン会にて

抜栓日:2019年7月2日
少し濁っているルビーパープル。さほど濃い色合いではありません。粘性はやや高めかな?
いわゆるナチュール系のワインというべきか、若干の還元臭はありますが、さほど気になるレベルではなく、揮発酸や酢エチに由来する感じの、SO2無添加だよね~って香り。グスベリのような野生の実の香り。
ほんのりとした甘みがあって、酸は穏やか。柔らかい液質なんですが、味わいにけっこう奥行きというか膨らみが感じられました。旨味っていったほうがいいのかな? そこに木苺を思わせるような味わいがあります。収斂性はあまりなく、比較的眺めの余韻。ガメイって色んな顔をするので、とても楽しいぶどうだと思います。

Chateau Maucaillou Felletin 2002

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ24%、カベルネ・フラン16%
ワイン会にて
抜栓日:2019年7月2日

澄んだ輝きのあるルビーガーネット。やや熟成感が見えます。やや濃い目の色合いですが、グラスの向こう側の指は見えます。
ブラックベリー系のニュアンスとともに、きのことか枯れ草のブーケが感じられ、醤油っぽいニュアンスも感じます。タンニンはシルキーで、丸みのある酸、バランスがいいです。これを飲んだら、やっぱりボルドー左岸を感じます、というメンバーさん。素敵!
自分熟成したカベソーのニュアンスが上手く取れません。精進します。

Viognier Reserve Speciale Gerard Bertrand 2017

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セパージュ:ヴィオニエ
ワイン会にて
抜栓日:2019年7月2日

ブラインドで提供されたワイン。
澄んだ輝きのあるイエロー。中程度からやや薄めの濃淡。粘性はさほど高くないように感じました。が、アルコール度数は13.5%でした。
ミネラル、蜜、グリっぽいニュアンスの香り。ドライな味わいで、乳酸系の酸。きれいな味わいで、若干のアフタの苦味。
自分は甲州かと思いました。グリューナー・フェルトリーナー、ルーサンヌとかいろいろ答え出ていました。ひとり、インプレッションでヴィオニエと答えていたメンバーさんがいて、びっくり!
この乳酸系の味わいはヴィオニエの特徴と捉えるべきでしょう。勉強になりました。

Lagolena Bianco Special Cuvee

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セパージュ:プロセッコ(グレラ)
北摂ワインより購入。2,376円

抜栓日:2019年6月25日
インポーター:37ワインズ
栓:DIAMかな?
液漏れ:なし
グラス:リーデルのオーバチュアを使用しました

色:透明感のあるやや薄めのイエロー
泡立ち:中程度の泡立ち。泡の大きさは中程度
アルコール度数:11.5%

香り:石灰っぽいニュアンスと、青りんごの香り。還元臭とかよく分かりませんでした。以前飲んだときにはハーブ系のニュアンスと記載していました。今回は、そんなに感じなかったな。でも爽やか系であることには違いありません。セミアロマティック

味わい:酸はしっかり。ほんのりとした甘み。ミネラル感。のどごしが良く、コクコクと飲んでしまいます。コクはあるけど、重たい感じじゃなくて、ほどよいバランス。コスパのいいスプマンテ

以前の感想はこちら

20190623 多田ワイナリー訪問

雨が降るかもの予想に反して今日は天気も良く、午後から多田ワイナリーに行きました。
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ちょうどワイナリーに着いたときに、多田さんが上富良野軽トラ市からお帰りになったところでラッキーでした。
奥様もいらっしゃいました。

今年はいつもより1週間から10日くらい、全体的に早く進んでいるとおっしゃっていました。

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ちょうどピノ・ノワールの開花が始まったところです。

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ぶどう畑から、ワイナリーやショップ横にある、ファームカフェ「イルべーべ」のテラスを望む

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畑から見える十勝岳。ここからは、雄大な風景が目の前に広がります。

多田さんと小一時間くらいお話させて頂きました。剪定の話とか、取材の時の話とか、いろいろと聞かせて頂きました。
昨年から今年にかけて、いろいろな試練、決断があり、試行錯誤を繰り返してやっているとおっしゃっていました。
今年も、順調にブドウが成長して、良いワインができますように!

今日訪問したもう一つの目的はこちらです。
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今回発売になった、キャンベルとナイアガラのスティルワインとペティアン(微発泡ワイン)、それに新たに750mlのシードルが発売になりました。
ラベルのデザインは、毎度おなじみ、旭川が誇るよつば舎さんの、あべみちこさんです!

今年も、また収穫のときに行けたらいいな~。

20190620 竹八、最後の訪問

昨日は、やっとこ予約を入れた竹八さんです。
実は、この6月4日で、11周年を迎えたのですが、6月22日に閉店する、ということで、最後の訪問になりました。

思えば、竹八のオーナーシェフ、宍戸さんにいろいろとお世話になって、いろいろと勉強させていただき、一緒にワイナリーのぶどう畑に行ったりと、ほんとにいろんなことを学ばさせてもらいました。
体調を崩してからも、ワイン会に参加していただいたりと、公私に渡りお世話になりました。
昨年1月に亡くなってから、宍戸さんの奥様がお店を切り盛りしていましたが、諸事情より、このたび閉店となったのです。

旭川で道産のワインが飲めるお店なんか、ほんと竹八さんくらいしかなく、また、伺うと、通称「わんこワイン」と言われる、どんどんグラスでいろんなワインが出てくる、ワイン虎の穴みたいなところで、ある意味、本当にワインフリークにとっては貴重なお店でした。

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もう、どこを見ても思い出がいっぱいです。いまでも、ふっと宍戸さんが現れてきそうです。

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もう最後ということで、お店は、連日満席、また問い合わせの電話がひっきりなしになっていました。
ママ大忙しでした。

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最後に頂いたワインはこちら。
ママの計らいで、近藤さんの飲食店専用ワイン、タプコプレンベルガーを頂きました。
ごちそうさまでした。

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竹八は、永遠に不滅です!



その後はいつものブレリアス。

tap kop Lenberger Kondo Vineyard 2017

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セパージュ:レンベルガー100%
竹八にて

抜栓日:2019年6月20日
DIAM5のコルク。結構濃い目の色合いのパープル。紫の果実の香りとか、木の実の香りが感じられます。エレガントな香り。やや閉じ気味かな。でも徐々にほどけてきました。
酸がとてもフレッシュで、やっぱり紫の液体。ほんの少しの揮発酸がありますが気になるレベルではありません。中程度の厚みがあって、果実味も豊富。くいくいと飲んでしまうタイプのワイン。豚肉のグリルとカモのグリルに合わせてみましたが、相性バッチリですね。美味しかった。

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Langhe Chardonnay Sermine Ca del aio 2016

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セパージュ:シャルドネ
ブレリアスにて

抜栓日:2019年6月20日
結構濃い目の色合い。けっこうな香りで、アカシアの花の香とか、白桃とかそんなニュアンス。同時にミネラル香なんだろうけど、塩分を感じるような香りが結構強め。樽も結構感じられました。酸がはっきりとしていて、液体としてはネトっとした感じもあり、やっぱり塩味があるワイン。なんだこれ? ピノ・グリ?とか思いましたが、ピエモンテシャルドネ! 勉強になります。

Gruner Veltliner classic Hugl Weine 2016

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セパージュ:グリューナー・ヴェルトリーナー
ブレリアスにて

抜栓日:2019年6月20日
薄い色合いで、最初、やや塩味のような感じがあったけれど、徐々にペトロールまではいかないけれどそれに近いニュアンスの石油香があって、あとは白い花の香り。ミネラリーな感じ。酸はしっかり目で、すっきり系の味わいでオイリーなニュアンス。

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20190618 第44回 ABC定例会 テーマ:4,000円以下 @ ブレリアス

昨日は第44回のABC定例会でした。場所はいつものブレリアス。
テーマはざっくり4,000円以下、ということで、赤も白も泡とかも関係ないテーマでした。さて、どんなワインが集まってくるのか?
参加メンバーは4名と少数でしたが、ブレリアスの山浦さんがうまく調節してくれて、白2本、赤2本のブランドになりました。

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グラス越しにワイン

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飲んだワインはこちら
左から
Kharaktir Le Briseau 2015
松原農園 ミュラー・トゥルガウ 2018
aRcHie's McLaRen VaLe ShiRaz Jauma 2016
Piedrasassi Syrah 2017

いずれ劣らぬ個性的なワインで楽しかったです。
次回のテーマはなんだろう?