Mon Blanc des Molières Cotes de la Moliere 2015

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セパージュ:シャルドネソーヴィニヨン・ブラン
MARUYAMAYAより抱合せにて購入。4,180円。

抜栓日:2019年11月16日
インポーター:今村円山屋
栓:天然コルク。蝋栓
液漏れ:なし
グラス:リーデルのオーバチュアを使用しました

色:比較的濃い目の山吹色。若干の濁りあり、輝きあり
ディスク:やや厚め
脚:比較的強めの粘性を感じます
アルコール度数:12%

香り:最初やや還元的。ほどなく、アカシアの花、グレープフレーつジュースの香り。ほんのりとしたアカシアの蜂蜜香。きもちカシスの芽、ハーブ香。スワリングすると揮発香っぽさが若干感じられますが、全く気になるほどではありません。石灰、ミネラル香が結構感じられます。グラスの残り香にはレモン香が感じられます。ナチュールらしさはしっかりと感じるのですが、欠陥臭が少なく、きれいなワインの香りです。

味わい:フレッシュなしっかりとした酸。厚み、刻のある味わい。優しい果実味ですが、しっかりさもあって、余韻も中程度からやや長め。きれいな液質でスルスルと飲めちゃうワイン。鼻腔にビオ臭が抜けていくこともなく、美味しく飲めます。

このワインのヴィンテージ違い(2014)の感想はこちら

20191115 bistro Wine-Ya からの ルイーズ

昨日はまるき葡萄酒の栽培責任者、伊藤さんと一緒に会食でした。
伊藤さんは以前、中富良野にあるまるき葡萄酒のぶどう畑を管理されていて、ひょんなことからお知り合いになりました。
毎年、北海道にいらっしゃっています。
人ってやっぱり縁が大切ですよね

場所は、以前の場所から移転して半年ほど経ったビストロ わいん家さん。実はオーナーの吉尾シニアソムリエのことはよく存じ上げているのですが、お店に行ったのは初めてでした。

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入り口には店内のセラーがよく見えます。帰りに中を見せていただきましたが、1,500本くらいのワインが保存されているそうです

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お店にはグラスでも飲めるワインの掲示があります。

お料理はこちら

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安納芋のポタージュ 生ハムと黒イチジク
安納芋の甘さがしっかりと残る決めの細かいポタージュ
生ハムの塩気がアクセントになって、黒イチジクは甘さの相乗効果を見せてくれます

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モンサンミッシェルムール貝の白ワイン蒸し
ソースとムール貝の相性がとても良かったです

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函館産サンマのマリネ 柿のサラダ
サンマの程よいマリネ感がたまりません。ソーヴィニヨン・ブランにピッタリ

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サロマ産牡蠣と真ダチのグラチネ
この季節のタチはクリーミーで甘いですね。バターソースとリュリーのシャルドネ、いいペアリングでした。

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愛媛県産天然真鯛ポワレ プロヴァンス
トマトベース?なのかな? 魚介系のソースと真鯛の相性がとても良かったです

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鵡川蝦夷鹿のロティ そのジュ
ワインはシャーブセレクションのサン・ジョセフをあわせてもらいました。付け合せの栗がこれまたホクホクでうまかった

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デザートは田舎風プディング

お腹いっぱい。
ワインはアンリオのシャンパーニュから始まって、フェブレのサン・ブリ、ブシャールのリュリー、そしてサン・ジョセフと食事に合わせたペアリングとなりました。吉尾さん、うまかったです。

伊藤さんとは、あんな話やこんな話、業界裏話で盛り上がりました。本当は今日、余市の方に行く予定だったそうですが、天候不順によりもう一日旭川だそうです。
とても楽しいひと時を過ごしました。

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右から自分(検閲にひっかかるのでモザイク入り笑)、吉尾シニアソムリエ、伊藤さんです。

外に出たら、もう一面真っ白でした。
その後ちょっとだけ時間があったので、系列店のルイーズさんにお邪魔しました。

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この写真だけ。ちょっとばかりワインをいただき、帰路につきました。

伊藤さん、楽しい時間をありがとうございました。また来年お待ちしております。ていうか、また北海道に戻ってきてくださいね
わいん家の吉尾シニアソムリエ、畠山シェフ、スタッフの皆さん、ルイーズの石川ソムリエ、いろいろとありがとうございました。

Splendor in the Glass Val De Combres 2017

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セパージュ:カリニャン70%(樹齢41年、61年)、グルナッシュ(樹齢20年~30年)、ミュスカ
MARUYAMAYAより抱合せにて購入。3,400円(税抜)


抜栓日:2019年11月12日
栓:天然コルク
液漏れ:なし
グラス:シェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました

色:比較的薄めのパープルルビー。輝きあり。さほど濁りなし
エッジ:均一な色合い
脚:中程度の粘性
アルコール度数:13%

香り:抜栓直後は、ややブレッド的な、還元臭的なニュアンス。少しすると抜けていきますが、いわゆるナチュールの範疇に入る香り。ママちゃんはそこまで臭くないと言っていました。紫果実の香り、プラム、獣臭、いわゆるカブトムシ香(笑)。そこまで香りは強くありません。

タンニン:さほどタンニンは強くないですが、しっかりとしたタンニンです

味わい:酸は比較的柔らかい。紫果実の味わい、ブルーベリーやブラックベリーっぽいニュアンス。優しい液質で、アフタにタンニンからくると思われる苦味があります。ミネラリーなニュアンスが中盤から後半にかけて広がります。ただ、中間層の味わいが若干薄いように思いました。余韻は中程度からやや長め。飲みやすさはヴァル・デ・コンブレスのワインだな、という感じです。

Makioka Kurashima Vineyard Chardonnay Ste Neige Excellente 2014

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-1853.html
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セパージュ:シャルドネ100%
エノテカ・オンラインより購入。3,996円。

抜栓日:2019年11月10日
栓:天然コルク。Saint Neigeの刻印あり
液漏れ:なし
グラス:シェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました

色:比較的濃いめのイエロー。まだアンバーまではいっていません
ディスク:やや厚め
脚:中程度~やや高めの粘性
アルコール度数:13%

香り:9度くらいで抜栓。最初レモンのような柑橘香、薄い蜂蜜香がありました。樽なのかちょっと甘めのバニラまでは行きませんがそんな感じの香りがあります。時間経過でちょっと発酵臭というか、誤解を恐れずに言うなら沢庵のような匂いが出てきました。沢庵と蜜の間のようなニュアンス。これを欠陥臭と捉えるべきなのか、熟成香と捉えるべきなのか・・・。

味わい:酸は柔らかめの乳酸系の感じ。液質はややねっとりとした粘性を感じます。樽から来るのかタンニンっぽいニュアンスがあります。厚みのある味わい。むしろ樽由来と思われる甘ささえ感じます。アフタに若干の苦味があります。余韻は中程度。鼻に抜ける要素にちょっとばかり沢庵を感じます。おひょうとかサーモンとかマグロの刺し身に合わせてみましたが、とくに生臭くなることもなく美味しくいただけました。

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セパージュ:甲州種、MBA
酒屋もりけんより購入。2,052円。

抜栓日:2019年11月7日
栓:スクリューキャップ
液漏れ:なし
グラス:リーデルのオーバチュアを使用しました

色:薄めのサーモンピング。グラスには気泡が沢山。
エッジ:均一
脚:さほど粘性はありません
アルコール度数:10.5%

香り:抜栓直後はやや閉じ気味。わたあめ、キャンディー香。スワリングするとセルロイドっぽさやセージのようなハーブの香りがします。香り自体はさほど強くないです。甘めのニュアンスが強いです。時間が立っても軽めの香りで柔らかい印象。

味わい:比較的シャープな酸が最初に感じられ、甘酸っぱさが口の中に広がります。素直な味わいで、すっと喉の奥に流れていくワインです。いろんな食べ物と寄り添うと思います。試しに塩辛に合わせてみましたが、これがなかなかいいマリアージュでびっくりしました。自然派にみられるような欠陥もなく、すごいの一言です。

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20191106 ほぼ月いちカウンター会 @ ブレリアス

昨日は、ほぼ月イチのカウンター会でした。場所はいつものブレリアス。
ブレリアスさんは、今の場所では今月9日までの営業で、11月18日からはカワイビルに移転します。

きのうは5名の参加で、ワインは5本。そのうち3本が日本ワインでした。


写真はこれだけ(笑)

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左から
Bacchus Hamada Vineyard 2018
German Cabernet OcciGabi Winery 2013
Coco10R Pinot Noir 2017
Edel Nature Laurent Bannwarth 2017
Makashivili Wine Cellar Rkatsiteli 2016

いずれも個性のある美味しいワインでした。
次回はブレリアス新店舗で楽しみましょう。

Bacchus Hamada Vineyard 2018

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セパージュ:バッカス
ワイン会にて

抜栓日:2019年11月6日
やや濁りのある薄いイエロー。気泡(+)。さほど粘性はありません。
アルコール度数11.5%
最初、ちょっと還元臭がありましたがすぐに消えました。かぼすや黄色い花の香り。ミネラル感が比較的強めです。
ピリピリと気泡を感じます。酸はフレッシュでほのかな甘味と若干の苦味が特徴的。
バッカスでも色々あるんですね。

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German Cabernet OcciGabi 2013

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-1166.html

セパージュ:ジャーマン・カベルネ
ワイン会にて

抜栓日:2019年11月6日
澄んだ輝きのあるパープルルビー。中程度の濃淡。粘性は中程度。
アルコール度数11.5%
やや青野菜のニュアンスと、酸を感じさせる山葡萄的な香り。ドライフルーツ香は熟成からくるものかな?
最初のアタックも山葡萄的なニュアンスを感じます。酸はしっかりとしていますが、柔らかい印象。軽い果実甘味、ドライなニュアンス。
これは以前にも飲んだことがありました。こちらこちら

Coco10R Pinot Noir 2017

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セパージュ:ピノ・ノワール
ワイン会にて

抜栓日:2019年11月6日
澄んだ輝きのあるガーネット。やや薄めの濃淡。粘性は中程度。
アルコール度数11%
香りは柔らかく、チャーミング。ベリー香、紅茶、綿あめの香り。樽香がほのかに。時間経過で開いてきました。
飲み口もとってもチャーミングで、しっかりした酸、甘酸っぱい甘味が印象的。タンニンは収斂性なく程よい感じ。薄うま系の北海道のピノ・ノワール

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Edel Nature Laurent Bannwarth 2017

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セパージュ:ミュスカ、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ、ピノ・オーセロワ、シルヴァネールのブレンド
ワイン会にて

抜栓日:2019年11月6日
結構な発泡でシュワシュワしていました。輝きのある、さほど濃くないイエロー。濁りあり。
セロリやグレープフルーツのニュアンスで、いわゆるナチュール香を感じます。酸は炭酸によるのかなんなのかよくわかりませんがしっかりとした酸で、アフタに程よい苦味がアクセント。ほのかな甘味を感じます。コクコク系のワイン。ロワールのソーヴィニヨン・ブランかと思いましたが、アルザスの混醸ワインでした。これピッタリ当てた人がいたのにびっくり!! すごい!!!


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